column コラム
着物や浴衣の下着事情!観光にも役立つ知っておきたいノウハウ
2019.08.08京都観光で浴衣や着物をレンタルして過ごす時の、下着事情をご紹介いたします。
身に着ける下着次第で、浴衣や着物の見栄え、着用時の苦しさが変わってくるほど。
成人式や卒業式で和装をされた方の中には、着付けの時に「ブラジャーは外してくださいね。」と言われた方もいるはず。
そうなると気になってくるのが、普段の浴衣や着物の時も下着は付けちゃだめなのかなってことですよね。
レンタルするにも購入するにも、普段馴染みのない浴衣や着物の場合、いつもの下着でいいのかって気になるもの。
せっかく素敵な和装姿に変身するのですから、「締め付けられて苦しい!」ってならないように、浴衣や着物に最適な下着をご紹介いたします。
目次
浴衣や着物の下着事情!気になるアレコレを教えちゃいます
まずは、浴衣や着物を着るときにみなさんが疑問に思うことをまとめました。
浴衣や着物にワイヤー入りの下着はだめ?
浴衣や着物を着るときには、ワイヤー入りの下着は避けるのが一般的です。
ですが、京都観光などで人気の着物レンタルでは、ワイヤー入りの普通のブラジャーのまま着付けられることがほとんど。
でも1日着て歩くってなると、ブラジャーの締め付けが苦しくなったり、ボディラインが歪になってしまうことも。
ワイヤー入りブラを避けたい理由
もともと、メリハリのあるボディラインを強調するために作られた洋装用の補正下着がブラジャー。
一方で浴衣や着物などの和装は、メリハリのない、ストンッとしたスタイルの方が似合うもの。
体のラインを強調させるブラジャーを浴衣や着物に合わせてしまうと、帯の上に胸が乗り、垂れた印象に。
一気に老けた印象になってしまうので、浴衣や着物を美しく着こなすためにも、ワイヤー入りのブラジャーなどはおすすめできません。
また、着付けの時に締める胸紐がブラジャーのワイヤーに当たってしまって「苦しい!」なんてことにも。
浴衣や着物は上手に着付けてもらったのに、下着のせいで1日苦しい思いをしてしまうかもしれません。
浴衣や着物の専用の下着ってあるの?
和装専用の下着があります。
ワイヤーなどは入っていないため浴衣や着物に響きにくく、着付けの仕上がりも美しく見せてくれます。
浴衣や着物を着る機会が多い方は、一着持っておくと便利です。
浴衣や着物専用の下着は代用できる?
京都観光の機会に着物レンタルをする方のほとんどは、和装用の下着をお持ちではありません。
1番のおすすめは和装下着なのですが、頻繁に着物を着る方じゃないと持っている方は少ないはず。
その場合は、お持ちのアイテムで代用しましょう。
浴衣や着物には、胸の凸凹を目立たせない下着、スポーツブラやブラトップが向いています。
「京都観光で1日だけ浴衣や着物を着たい」、「年に数回しか和装する機会がない」という方には、ノンワイヤーのスポーツブラやブラトップなどがおすすめなのです!
スポーツブラが良い理由
シンプルなデザインで着物や浴衣に響くことなく、ノンワイヤーなのにしっかり胸を支えてくれるのがスポーツブラ。
運動用に作られたブラジャーなので、吸水性・速乾性に優れているのがポイント。
1日浴衣や着物で京都市内を歩き回っても、しっかり汗を吸ってくれるので快適です。
和装下着と近い形やデザインなので、京都観光で浴衣や着物を着るなら下着はスポーツブラがおすすめです。
ただ、年頃の女性は襟元を拳1つ分後ろに抜くのが一般的。
スポーツブラの後ろが見えてしまうかもしれないので、着用時には注意が必要です。
ブラトップが良い理由
キャミソールやタンクトップの内側にカップが付いているもの。
襟元を抜いても見えることはないので人気があります。
様々なブランドから登場しているブラトップですが、選ぶ時には4つのポイントが。
- 肌に当たったら負担になりそうな、縫い目や金具がついていないもの
- 立体的な装飾があると、浴衣や着物に響きます。シンプルですっきりしたものを
- 胸を立体的に補正しないもので、締め付けがキツ過ぎないもの
- 1日中歩いても汗で不快にならない、速乾性や吸水性の高いもの
普段から着慣れている下着を着用することで、着物姿でも快適に過ごすことができるというメリットもありますよ。
普段の下着でも浴衣や着物を美しく着こなすコツ
「どうしてもワイヤー入りの下着じゃないと不安!」という方や、「ワイヤー入りのものしか手元にない!」という方は、タオルで補正を。
タオルで補正すれば違和感なく着こなせます!
体を筒状に近づけたほうが美しく見える和装の場合、胸の凸凹を目立たなくするためにタオルを巻くのがポイントです。
ブラのパットを抜くのを忘れずに、胸の下にタオルを巻いて段差を埋めてしまってください。
胸の段差をなくすことでワイヤー入りの下着でも違和感なく浴衣や着物を着こなすことができます。
ただ、長時間このままだとブラジャーが傷んでしまったり、締め付けが苦しくなってしまうことも。
浴衣や着物の時は、やはりできるだけノンワイヤーの下着がおすすめです。
浴衣や着物着用時に履く下着、ショーツはどうする?
忘れてはいけないのが、浴衣や着物着用時に履くショーツ。
身体をピタリと包む浴衣や着物は、お尻に下着のラインが出やすいのです。
下着のラインが見えないTバックやレース、ボクサーパンツがおすすめ!
下着のラインが見えないおすすめのショーツは、Tバックやお尻がレースになっているもの。
また、ボクサーパンツもおすすめです。
特に浴衣などの薄い生地の場合は注意が必要。
身に着ける下着の色も透けにくいものを選びましょう。
下着の素材にもこだわると◎
浴衣や着物を着るときの下着は、素材にもこだわってみましょう。
夏場に着る浴衣に合わせる下着は、色や柄が薄く透けにくいもの、そして汗をかいても大丈夫なように吸水性と速乾性に優れたものを選びます。
一方冬場は、保温性の高いもので防寒しておくと安心です。
下着の後は肌着や長襦袢も必要です!
汗などの汚れが、浴衣や着物に付くのを防ぐために着用する肌着や長襦袢。
浴衣や着物のインナーの役割をしてくれます。
この時、下着の色が多少濃くとも肌着や長襦袢を着て透けなかったら大丈夫。
ただ浴衣の場合、肌着だけで長襦袢は身に着けないので、透け対策が重要です。
専用の肌着がない場合はキャミソールやペチコートで
和装専用の肌着(肌襦袢)がない場合は、ワンピース型のキャミソールでも対応可能です。
襟ぐりが広い半袖タイプのものが理想で、短い場合はペチコートなどを履いておきましょう。
また冬場はヒートテックなどの保温性の高いインナーを肌着代わりに着用するのもおすすめです。
京あるきのレンタルプランなら肌着・長襦袢はセット!
京あるきの浴衣・着物レンタルプランには、肌着や長襦袢がプランに含まれています!
来店時の下着に気を付ければいいだけです。
ワイヤー入りの下着で来店されても、しっかりタオルで補正するので綺麗に着こなすことができますよ。
まとめ
浴衣や着物で京都観光をお考えの方、下着はノンワイヤーのものがおすすめです。
どうしても、という時はタオルを胸下に巻き、凸凹を無くすと美しく着られますよ。
透けにくいベージュやラベンダー色の、スポーツブラやブラトップがおすすめです。
ショーツの線も浮かばないように、Tバックやレースのもの、ボクサーパンツなどを選んでみてください。
京あるきでは、着物や浴衣と一緒に肌着や長襦袢もセットでレンタルできるので、和装に慣れていない方や道具をお持ちでない方も安心です。
もしワイヤー入りの下着で来店されても、タオルでしっかり補正いたします。
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