column コラム
【初めてさん向け】着物の値段っていくらぐらい?買うのは難しい?
2021.03.09着物の値段は高いというイメージを持っている人も多いですが、いくらぐらいを想像していますか?
今回は着物の値段について解説していきます。
そして、お手頃価格で着物を着る方法についても合わせてご紹介していきます。
目次
着物の値段はいくらする?学生でも買うことはできる?
着物は普段着用する洋服や浴衣などに比べると、値段が高いものが多いですが、実は物によってかなり値段の差があります。
そのため着物を買うときには「〇〇円程度あればOK」というのを伝えるのは難しいのが実情です。
着物の値段に差が出てくるのは、次のような理由があります。
着物は仕立てる前と後で値段が変わる
みなさんが普段目にしている着物は、反物と呼ばれる一枚の生地が仕立てられた状態のことを指します。
すでに仕立てられた着物を購入する場合の値段と、反物を選んで自分のサイズに合わせて仕立ててもらう値段では差があります。
反物から選ぶ場合、自分にぴったりサイズの着物に仕上がりますし、柄の出方も美しくなることから値段が高くなる傾向があります。
着物の種類によって値段が変わる
着物と言ってもその種類は様々です。
結婚式や卒業式・入学式などで着る訪問着や、成人式に着る振袖など、着物の種類によって形や縫製が違うため値段に差がでます。
そのため、着物の値段を知りたいときには、まず何の着物を買うのかを決めておくと相場を把握しやすいでしょう。
着物は素材によって値段が変わる
着物は使用される素材によっても値段が大きく変わります。
着物に使用される反物は、手織り・手染めのものが多く、職人さんが一つ一つ手作業で作り上げています。
そのため値段が高くなったり、プレミアがつくものもあります。
一方で、ポリエステルなどの洗濯ができる素材を使って作られた着物はお手頃な価格で買うことができます。
着物を買うときは着る回数やお下がりを考えてみる
自分用に一着着物が欲しい、晴れの日に着る着物はレンタルではなく買いたいと考える人は、その着物を買ってから何回着られるかを考えてみましょう。
訪問着などの場合は、式典やお祝い事の度に着用ができますし、選ぶ柄によっては、今後数十年着用することができます。
付け下げや小紋などの着物は、パーティーや同窓会はもちろん、普段のお出かけやランチなどに着ていくこともできます。
何度も着る機会があって着物が活躍できるのであれば、少しお値段が高くても無駄にはなりません。
また、着物を自分の子どもや孫に残しておくこともできます。
流行に左右されにくく、体型が変わってもお直しをしながら長く着用できるのも着物の魅力の一つですので、値段がネックになっている場合は、着用する機会を考えてみましょう。
お手軽に着物を着ることができる!流行りの着物レンタル
お出かけや観光で一度だけ着物が着たい人や、お手頃価格で着物を体験してみたい人におすすめなのが着物レンタルです!
着物レンタルなら学生さんも楽しめる!
着物レンタルは、お手頃な値段で着物を着ることができます。
着物の着付けに必要なものはすべてレンタルできて、着付けもセットになっているので、初めての人も安心です。
着物でお出かけすると汚してしまうかも、という人もレンタルなら安心ですよね。
着物を買う前に着物レンタルで、着物で歩くことや生活することを体験してみるのも良いですね。
観光のときの、普段とは違うお出かけ着としても人気です。
着物の値段は物によって差がある!
着物の値段は高いですが、丁寧に職人さんは作ったからこその値段です。
まずはレンタルで着物の魅力や楽しさを味わってみると、自分用の着物がもっと欲しくなるかもしれません。
ぜひ着物レンタルにも挑戦してみてください。