column コラム
着物の模様はどんなのがある?人気の柄や込められた意味を徹底解説
2021.08.12目次
着物の模様はどんなものがある?込められた意味を徹底解説
着物を選ぶときにはビジュアルの好みが大切ですが、着物にどんな意味が込められているのか、どんなモチーフが描かれているのかにも注目してみましょう。
着物の模様によって、他の人から見える印象が変わることもあります。
今回は定番の模様をいくつかご紹介しますので、着物選びの参考にしてみてください。
縁起が良い吉祥文様
- 鶴
- 松竹梅
- 方法
- 扇 など
吉祥文様は、平和や夫婦円満などの意味が込められていて、結婚式などのお祝いの日に好まれる模様です。
着物などの和装の定番の柄であり、門出の日やイベント事におすすめです。
金糸の刺繍が入っているなど、吉祥文様の着物は豪華な装飾な多いのも特徴です。
女性らしさを引き立てる花のモチーフ
- 桜
- 椿
- 牡丹
- あじさい
- ひまわり
- 藤
- 桔梗
- なでしこ
- 菊 など
女性支持率が高い着物の模様と言えば花柄です。
大きな花が存在感たっぷりに描かれたものから、レトロな小花柄まで様々な種類があり、好みのデザインが見つけやすい模様でもあります。
花のモチーフは美しさや高貴さを表す意味が込められたものが多く、女性の魅力を引き立ててくれます。
それぞれの花言葉に込められた意味に注目してみるのも良いですね。
花の模様の着物は季節に合わせて選んでみて!
花柄の着物を選ぶときに考えたいのが季節です。
着物を着る季節に合わせた花を選ぶことで、季節感を取り入れたおしゃれなコーディネートができますよ。
和風なおしゃれが楽しめる有職文様(ゆうそくもんよう)
- 七宝
- 亀甲
- 花菱
- 立涌 など
有職文様(ゆうそくもんよう)は奈良時代から室町時代にかけて宮廷内で着用された模様です。
貴族たちが好んで着用していた優雅な柄で、季節を問わず着ることができる着物の一つです。
長寿や繁栄の意味が込められたものが多く、こちらもお祝いの席で好んで着用されます。
和の印象が強く、着るだけで優美な印象に仕上がります。
個性を出せる動物模様
- うさぎ
- 蝶々
- 孔雀
- 千鳥
- とんぼ
- 金魚
動物の模様の着物は、それぞれのモチーフに子孫繁栄や長寿、健やかな成長などの意味が込められています。
選ぶ模様によって個性を出すことができます。
こちらも夏は金魚、秋はとんぼなどのように季節に合わせて選んでみましょう。
人気の模様は他にも!
ここまでご紹介した以外にも、着物で人気を集める模様があります。
例えば、大正モダンのイメージがある矢絣柄の着物は卒業式などのシーンで女性に人気です。
矢絣は、矢は一度放つと戻ってこないことから出戻りを防ぐ意味が込められており、お嫁さんが嫁ぐ際に着用されていました。
今もその名残で女性の門出のシーンで着用されます。
アニメのキャラクターが着用していることで注目されている市松模様(格子柄)には途切れることなく柄が続くことから繁栄の意味が込められています。
おしゃれでかわいい着物の模様も、意味を捉えることでより楽しめるかもしれません。
たくさんの着物から選べる「京あるき」
京都で着物レンタルができる「京あるき」では豊富な色や柄の着物を取り揃えています。
今回ご紹介した花柄や吉祥文様はもちろん、現代っぽさも取り入れたモダンな着物もご用意しています。
可愛い系・レトロ・アンティーク・クール系などの中からお気に入りの1枚を見つけることができますよ。
京都にお出かけの際はぜひご利用ください。