column コラム
京都でおすすめの神社とお寺10選。着物で楽しめる人気スポットとは?
2020.08.01今回は、京都にある神社やお寺の中から、おすすめのスポットを厳選して紹介します。
また、京都の観光スポットを巡る際におすすめの服装についても紹介しているため、京都旅行を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
目次
京都でおすすめの神社とお寺を一挙紹介!
京都には、由緒ある神社やお寺が数多く存在します。
当然ながら何一つ同じものはなく、それぞれが異なる歴史をたどってきました。
周辺の観光地も神社やお寺と同様にさまざまな発展を遂げ、今では京都で有数の観光スポットとなっています。
ここでは京都を訪れた際に、ぜひ赴くべきおすすめの神社とお寺の情報を紹介しています。
【神社】伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は、全国に3万社あると言われている「お稲荷さん」を祀っている稲荷神社の総本宮です。朱色の鳥居がずらりと並んだ「千本鳥居」が有名で、参拝者から「願いが通る(通った)」というお礼を込めて奉納された鳥居が、参道全体で1万基ほど建立されています。
また、稲荷大神の使いである狐がさまざまな格好をして、いたるところに鎮座していることも特徴の一つです。大社内には休憩所(日本茶カフェ)も設けられており、抹茶や宇治パフェなどを楽しめます。
住所 | 京都府伏見区深草薮之内町68番地 |
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参拝時間 | 終日参拝可能 |
【神社】北野天満宮
北野天満宮は学問の神様として知られている菅原道真公が祀られており、学業成就のご利益があると人気の神社です。
また、境内には50種類以上の梅が約1,500本あり、梅の名所としても知られています。見ごろは正月明け~3月頃までです。さらに、約350本のもみじもあり、5月上旬から下旬にかけては「青もみじ」、10月下旬~12月上旬は「紅葉」など1年を通して自然の景色を楽しめます。
住所 | 京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所 |
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参拝時間 | 4月~9月/5:00~18:00 ※ライトアップ(毎月25日)は日没~21:00まで |
【神社】貴船神社
京都の貴船神社は、全国にある貴船神社の総本社です。本宮の祭神には、水の神様である「高龗神」が祀られています。現代では「縁結び」の神社としても広く知られ、人気があります。
石畳の階段でできた参道の両脇に、朱色の春日灯篭がつらなっていることも特徴です。参道の周りは木々で覆われており、四季によって趣の異なる景色を楽しむことができます。
住所 | 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180 |
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参拝・拝観時間 | 5月~11月/6:00~20:00 12月~4月/6:00~18:00 |
【神社】下鴨神社
下鴨神社は通称であり、正式には「賀茂美御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と呼びます。また、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている、古い歴史を持つ神社としても有名です。
東本殿には縁結びの神様が祀られており、縁結びや子宝・安産・子育てのご利益があるとして、恋人や夫婦に人気があります。
また、下鴨神社の摂社である河合神社には美の神様が祀られており、女性に人気です。お化粧を行う際の手鏡を模した「鏡絵馬」という絵馬も注目を集めています。
住所 | 京都府京都市左京区下鴨泉川町59 |
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参拝・拝観時間 | 6:30~17:00 |
【神社】八坂神社
「祇園さん」や「八坂さん」の愛称でも親しまれる京都を代表する神社の一つです。
スサノヲノミコトをご祭神として祀る八坂神社には無病息災・厄除けなどのご利益があります。
また境内には縁を司る神様・オオクニヌシノミコトが祀られている大国主社があり縁結びのご利益があります。
そして、美の女神様が祀られている「美御前社」もあり、美人祈願をする女性にも人気です。
社殿前にこんこんと湧き出る「美容水」と呼ばれる御神水は肌につけると美肌になる、美しくなれるとも言われています。
毎年年末年始にはたくさんの人が集まる人気スポットです。
住所 | 京都府京都市東山区祇園町北側625 |
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参拝・拝観時間 | 6:00~18:00 ※変更あり |
【お寺】金閣寺
金閣寺は、室町時代に足利義満が作ったとして有名なお寺です。ただし金閣寺という名称は通称であり、「鹿苑寺(ろくおんじ)」という正式名称が存在します。
舎利殿(金閣)の2層と3層は金箔で覆われていることが、金閣寺と言われる由来になっています。
池泉回遊式庭園の中心には鏡湖池があり「3匹の亀」と「1羽の鶴」を表現した「亀島」や「鶴島」などが見どころの一つです。
住所 | 京都府京都市北区金閣寺町1 |
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参拝・拝観時間 | 9:00~17:00 |
入場料 | 大人(高校生以上)/400円 小・中学生/300円 |
【お寺】銀閣寺
銀閣寺も金閣寺と同じく通称であり、正式名称は「慈照寺(じしょうじ)」と言います。銀閣寺という名前は、金閣寺に対してつけられたことが由来であり、金閣寺と違い銀泊で装飾されているわけではありません。
総門から中門まで続く背の高い竹でできた「銀閣寺牡垣」が特徴で、観音殿の周りには錦鏡池があります。金閣寺に比べると派手さはないものの、わびさびを表現した佇まいが外国人に人気です。
本堂前の庭園は、砂の形を波状にした美しい砂の庭「銀沙灘(ぎんしゃだん)」があります。
住所 | 京都府京都市左京区銀閣寺町2 |
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参拝・拝観時間 | 3月~11月/8:30~17:00 12月~2月/9:00~16:30 |
入場料 | 大人(高校生以上)/500円 小・中学生/300円 |
【お寺】清水寺
京都の人気観光スポットでもある清水寺の本堂からは、京都の街並みを一望でき、「清水の舞台から飛び降りる」ということわざの舞台としても知られています。
また清水寺の特徴は、本堂から見える景色や舞台だけではありません。清水寺には、仁王門や西門、安土桃山様式と呼ばれる建築様式の鐘楼(しょうろう)など、国の重要文化財に指定されている建築物が多いことも特徴です。
境内の奥には、4メートルの高さの「音羽の滝」があり、人気のスポットとなっています。3筋に分かれて流れ出る水には「延命長寿」「縁結び」「学業成就」のご利益があるとされています。また、高さ31メートルを誇る三重塔も見どころの一つです。
住所 | 京都府京都市東山区清水一丁目294 |
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参拝・拝観時間 | 6:00~18:00 ※夜間特別拝観/千日詣りのときのみ6:00~21:30 |
入場料 | 大人(高校生以上)/400円 小・中学生/200円 |
【お寺】南禅寺
南禅寺は、臨済宗南禅寺派大本山の寺院です。アーチ状のレンガが積まれている「水路閣」は、映画やテレビのロケ地として使われることも多く、アニメにも度々描かれています。
また、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られており「三門」から見える景色は絶景です。そのため現代では、インスタ映えスポットとしても人気があります。
南禅寺は湯豆腐発祥の地とも言われており、門前には庭園を眺めながら湯豆腐を食べられる食事処があります。
住所 | 京都府京都市左京区南禅寺福地町 |
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参拝・拝観時間 | 12月~2月/8:40~16:30 3月~11月/8:40~17:00 |
入場料 | 方丈庭園・三門 南禅院 |
【お寺】天龍寺
天龍寺は「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されていて、足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を願って創建した禅寺です。
自然の美しさを感じる「曹源池庭園」は四季を楽しむことができます。
京都の紅葉の名所としても知られており、毎年紅葉シーズンには多くの人が訪れる人気のお寺です。
また、法堂の天井に描かれた迫力のある「雲龍図」は必見です。
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68 |
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参拝・拝観時間 | 8時30分~17時 [受付終了16時50分] |
入場料 | 庭園(曹源池・百花苑) ・高校生以上:500円 ・小中学生 :300円 ・未就学児 :無料 諸堂(大方丈・書院・多宝殿) 法堂「雲龍図」特別公開 |
京都で神社・お寺を巡る場合は着物がおすすめ!
京都観光を楽しむ方法として、着物を着て神社やお寺を巡る方法があります。
京都の風情あふれる町並みを着物姿で歩くだけで、観光もより楽しくなります。
着物でのお寺・神社巡りはお得
京都では、着物を着ていると入場料や食事料の割引などの特典をつけているお店もあるため、着物を着て観光するとお得に楽しむことができます。
さらに、着物を着て情緒ある街並みを歩くことで、普段とは一味違う旅を楽しめるでしょう。
京都で着物を着るなら「京あるき」の着物レンタル
自前の着物を持っていない場合には、現地に着物をレンタルしているお店があるため、心配する必要はありません。
着物レンタル店「京あるき」では、女子に人気の格安レンタルプランやカップルでお得にレンタルできるプランなど、さまざまなプランが用意されています。
ヘアセットがついていたり、着物を着て観光名所で撮影するロケーションフォトプランがあったりと、予算や目的に応じてプランを選ぶことができます。
また、プランでは着物だけではなく、巾着や草履などの一式がすべてセットになっています。
返却方法も、店舗への直接返却以外に宿泊先のホテルへの返却が選べるため、京都観光の際には、着物での観光地巡りも検討してみてはいかがでしょうか。
京都のお寺・神社を満喫しましょう
京都には歴史の教科書に載っているような、古くからある有名な神社やお寺などが数多く存在します。それぞれの神社やお寺が持つ歴史や、周辺にある観光地は異なるため、楽しみ方はさまざまです。
また、各神社で祀られている神様は異なります。時間が許すなら、複数の神社やお寺を巡ることも楽しむための方法の一つです。
京都には、着物を着ているか否かで入場料が異なる場所もあるため、観光の際には、ぜひ着物を着て観光地を巡りましょう。