column コラム
【京都】おすすめの観光スポット6選|名所めぐりをさらに楽しむコツ
2020.05.28京都は1,000年以上の歴史を持つ寺社や整備された庭園など、多くの観光スポットを有している日本の古都です。京都の観光旅行をしたとき、観光スポットをどこから回ろうか、悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は、京都でおすすめの観光スポット情報や、名所めぐりをさらに楽しむためのコツを紹介します。魅力あふれる京都旅行を計画する際にぜひ一読してください。
1.京都観光で必ず訪れたい人気スポット6選
京都観光の魅力は、歴史的建造物を見学したり京文化を体験したりできることです。できれば全ての観光スポットに来訪したいと思っても、限りある旅行期間ではまわり切ることはできません。
以下では、京都観光で必ず訪れたい人気スポットと基本情報を紹介します。濃密な京都旅行を実現するために、紹介したスポットの見どころを参考に観光してみましょう。
目次
1-1.①伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は京都を代表する観光スポットであり、全国にある稲荷神社の総本社です。創建711年と1,300年以上にわたり京都の街を見守り、京都の人々からも尊崇と信仰を集めてきました。
正面の表参道は巨大な一番鳥居と楼門が並び、本殿へと続いています。さらに本殿後方から奥社へ通じる道には数多くの鳥居が立ち並び、「千本鳥居」として必見の観光スポットです。
所在地 | 京都府京都市伏見区深草藪之内町68 |
---|---|
営業時間 | 終日参拝可 祈祷・対応時間はAM8:30~PM16:30 授与所はAM7:00~PM18:00 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 無料 |
備考 | 【ライトアップ】 通常24時間(本宮祭では22時頃消灯) |
1-2.②清水寺
清水寺は西国三十三所に数えられる霊場であり、現在も多くの参拝者が訪れます。寺院の歴史は778年開山・798年創建ととても古く、1994年には「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されました。
「清水の舞台から飛び降りる」という言葉が生まれたように、本堂は高く組まれた舞台上にあり、本堂内から臨む市街地は絶景です。境内には仁王門やパワースポットとして知られる音羽の滝もあるため、京都観光の際にはぜひ一度訪れてください。
所在地 | 京都府京都市東山区清水一丁目294 |
---|---|
営業時間 | AM6:00~PM18:00 夜間特別拝観期間はPM21:30まで(PM21:00受付終了) |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 大人:400円 小・中学生:200円 |
備考 | – |
1-3.③高台寺
高台寺は、1606年に豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)によって建立された寺院です。境内には伏見城から移築された傘亭・時雨亭が存在し、安土桃山時代の芸術文化を現代に伝える高台寺蒔絵など数多くの重要文化財も収蔵されています。
普段の高台寺は、禅寺らしい静けさが特徴ですが、夜間特別拝観期間には日没後からライトアップが行われ、幻想的な美しさが境内を包みます。
所在地 | 京都府京都市東山区高台寺下河原町526番地 |
---|---|
営業時間 | AM9:00~PM17:30(PM17:00受付終了) 夜間特別拝観期間はPM22:00まで(21:30受付終了) |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 大人:600円 中高生:250円 団体(30名以上):500円 共通割引拝観券:900円 |
備考 | 【ライトアップ】 夜間特別拝観期間のみ(日没後点灯~PM22:00) |
1-4.④八坂神社
朱塗の楼門が目を引く八坂神社は、京都の人々から「祇園さん」と呼び親しまれている由緒ある神社です。7月の「祇園祭」や大晦日に行われる「をけら詣り」は知名度が高く、毎年多くの観光客が訪れています。
御利益は厄除・家内安全・病気平癒のほか、縁結びの神社としても人気です。さらに境内の美御前社は宗像三女神を祀っており、美人祈願として祇園の舞妓さんからも人気を集めています。
所在地 | 京都府京都市東山区祇園町北側625番地 |
---|---|
営業時間 | 終日(24時間参拝可) |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 無料 |
備考 | – |
1-5.⑤渡月橋
桂川に架かる渡月橋は、嵐山エリアのシンボルといえる景勝地です。由来は平安から鎌倉時代にまで遡り、亀山天皇が橋上を移動する月を見て「くまなき月の渡るに似る」と述べたことにより命名されました。
長さ155m・幅11mの橋上からは桜や紅葉など、自然が織りなす季節の美しさを楽しめます。悠然とそびえる愛宕山をバックに、桂川と渡月橋をぜひ写真に収めましょう。
所在地 | 京都府京都市右京区嵯峨中之島町 |
---|---|
営業時間 | 終日 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 無料 |
備考 | – |
1-6.⑥キモノフォレスト
嵐山駅で電車を下車してすぐ、駅構内にある観光スポットがキモノフォレストです。友禅生地を使用した600本のポールが立ち並び、訪れた人を出迎えてくれます。
キモノフォレストは老舗の京友禅生地を使用しており、はんなりとした美しさが魅力です。夕方からは京友禅のポールがライトアップされ、幻想的な光の道が夜闇に浮かび上がります。
所在地 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町11-1 |
---|---|
営業時間 | 終日 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 無料 |
備考 | 【ライトアップ】 夕方~PM:21:00 (一部エリアはPM23:00まで点灯・変更の場合あり) |
2.京都の観光地をさらに楽しむためには?
京都の観光地は普通に訪れても楽しいものですが、さらに楽しむためのコツもあります。
以下に紹介する2つのポイントで、京都の街歩きをより楽しい思い出にしてみてください。
●着物姿で街並みを散策する
京都のレトロな街並みを楽しむときは、着物を着ることがおすすめです。着物姿は歴史ある京都の雰囲気とマッチしているため、観光地で撮る写真もより映えるでしょう。一緒に行く人とおそろいの着物で撮れば、思い出に残る写真となること間違いありません。
また、京都は伝統的な和装産業を盛り上げるために、「京都きものパスポート」を発行しています。着物姿で京都きものパスポートを提示するだけで京都にあるお店や神社などを優待料金で利用したり、特典がもらえたりとメリットが豊富です。
●人力車に乗って名所をめぐる
京都は広いため、着物姿で散策すると歩き疲れる可能性もあります。着物姿で観光する際は、人力車を利用することがおすすめです。
人力車に乗って名所をめぐれば、身体的な負担なく観光ができます。人力車の座席は地面から少し高い位置にあるため、京都の街並みをより遠くまで見渡せるでしょう。
さらに、車夫は京都の観光スポットについて詳しい方が多く、周辺の穴場スポットや人気グルメスポットにも案内してくれます。
3.京都にある着物レンタル店を選ぶ際のチェックポイント
京都には、着物レンタル店が多く存在します。レンタルサービスを利用するだけで、手軽に着物姿で観光ができます。満足度の高い京都観光にしたい場合は、着物レンタル店選びもしっかり行うことが重要だと言えるでしょう。
最後に、京都にある着物レンタル店を選ぶ際における、3つのチェックポイントを解説します。
3-1.レンタル着物の豊富さ
着物姿で観光したい方は多いため、レンタル着物が豊富に用意されているかをチェックしましょう。
1日あたり100人以上のお客さんが訪れるお店もあり、人気店は基本的に着物の種類が豊富です。レンタル着物が豊富だと柄や色の選択肢も増え、自分好みの着物を見つけやすくなります。
3-2.プラン内容の豊富さ
着物レンタルで京都観光を楽しむためには、利用するプラン内容にもこだわりたいものです。着物レンタル店のプラン内容が豊富であれば、自分の着たいと思う着物に合わせてプランを選べます。
レンタル着物を手軽に体験したい方は、スタンダードなプランである「フルセットプラン」がおすすめです。着物を楽しむために必要な「着物・帯・草履・巾着・着付小物一式・着付」などがセットになっていて、お店ですぐ着物に着替えて観光へ出掛けられます。
3-3.返却方法の柔軟さ
着物レンタルで京都観光を楽しんだ後は、着物の返却を行います。返却方法は当日返却が主流であるものの、お店の閉店時間までに返却する場合は夜間観光を楽しめません。返却方法の柔軟さも重視しているお店は、当日返却以外に以下2つの返却方法も扱っています。
●ホテル返却
観光を楽しんだ後、宿泊ホテルのフロントに着物を預ける方法です。預けた着物は、お店のスタッフが回収してくれます。
●翌日返却
レンタルした翌日に着物を返却します。翌日午後まで着物をレンタルできるお店が多いため、2日間にわたり着物姿で観光したいときにおすすめです。ただし、2日間のレンタルとなるため別途料金がかかります。
京都にある着物レンタル店は、それぞれ着物の種類・プラン内容・返却方法などが異なります。まずは京都観光の計画をしっかり立ててから、着物レンタル店を選ぶようにしましょう。
4.まとめ
京都に数多い名所の中でも、人気の定番スポットを6つ紹介しました。いずれも、京都が育んできた歴史と文化を伝えてくれる魅力的な場所です。観光地めぐりの際は、ぜひ着物姿で人力車に乗り、京都の街並みを楽しんでください。
そして、着物レンタルのお店選びは、紹介した3つのチェックポイントを押さえることが重要です。レンタル着物とプラン内容が豊富で、返却方法も柔軟であれば、着物を着て理想の京都観光が行えます。
京都は着物レンタル店が多いため、旅行計画を立てる際はお店選びも忘れずに行いましょう。